2008年6月11日水曜日

簡易徐冷材料比較

名称
解説
使用上の注意
わら灰 古くから使われている徐冷材。藁を完全燃焼させ、篩って使用します。徐冷材の中で最上と言う人もいます。粒子が細かいため、粉塵が舞いやすいので注意。完全燃焼していないわらが混入していると、玉を入れた瞬間に燃えて炎が出る場合がある。
バーミキュライトもっとも手軽で一般的に使用されています。茶色。ヒル石を高温焼成したもの。購入が容易で扱いやすい。冷めるのが比較的早く、大玉は注意が必要(小玉でも一つの入れ物に詰めすぎると徐冷が効きにくい)
カルライト白色。バーミキュライトより保温効果が高い。小粒で粉が舞いやすい。(無毒)
ビーナスライト黒曜石の発泡剤。長野県和田峠(海抜1,500m)産出の黒曜石を約1,000℃で焼成・発泡した無機質で比重0.1の超軽量礫状パーライト。カルライトより保温効果が高い。粒子が軽いため、徐冷中に入れ物を揺すりすぎると沈みきってしまう。粒子は泡状なのでほとんど舞いません。

※缶や木箱に入れて使用しますが、缶の場合季節によっては徐冷材が湿ることがあります。湿気を含んだ徐冷材は、徐冷が効きにくくなることがあり、常に乾燥した状態で使用するように注意すること。

鉛とソーダの使い分け

鉛ガラスとソーダガラスの使い分け方(佐竹ガラス扱いの注意事項)

●原則
鉛ガラスとソーダガラスがあり、原則的には混ぜて使用してはいけません。性質の異なるガラスを混合して使うと徐冷後に割れる確立が高くなります。

●それぞれの特性

1.冷め足が長い(やわらかくなったガラスが、冷めて固くなるまでの時間が長い)
2.色が柔らかな感じ
ソーダ1.冷め足が短い
2.色が鮮やか
※冷め足の違い→鉛の玉にソーダで点打ちをすると、滲みにくい。細い線なども同様(くっきりする)等。

●混合してはいけない理由
1.
冷め足の違いにより(膨張率)、約1割以上の比率で混合すると、徐冷後に割れます。
2.
少量の混合でもソーダが鉛に侵食され、ソーダガラスが黒色変化(酸化セレンと鉛の反応)します。ただし、ソーダガラスの白とクリアーや暖色系の色以外は侵食されにくい為、黒色変化しにくくなっています。

●混合する場合の注意点
1.
鉛の色に対して、ソーダの色が直接密接させないこと。(黒色変化する)
2.1.の打開策として、間にソーダ白、あるいはクリアを入れておくと、変化しにくくなる。
3.
花パーツの花心などをソーダで作る場合は、ソーダクリアで巻いておいてから、鉛のクリアを巻くようにすると色の変化がしにくくなる。
4.
花パーツの埋め込み時も、鉛の玉に、ソーダの入ったパーツを使う場合は、切断面にも一旦ソーダのクリアを乗せてから、鉛のクリアを足して量を調節する。いずれの場合も、鉛に、クリアと白以外のソーダが直接触っていない状態を作ってあげること。
5.
ソーダを多用する場合は、玉の大きさ(鉛の量)に対してのソーダの分量(1割未満程度)に気をつけること。

●特に変化しやすいソーダ
鉛ガラスに触れることで、特に黒色変化しやすい色→赤、黄色、青系の不透明色
変化しにくい色→白、クリアー
中間→その他の透明色

●その他の注意
1.
冷め足が違うと言っても、比較してのことなので、混合してから極端にあぶりすぎてしまうと、にじみも出るし、黒色変化もしてしまう。
2.
ソーダの色がどうしても多く必要な場合は、すべてソーダで作ることをおすすめします。(色数は相当量あります。)

※ 上記と同様のことが喜南鈴ガラスに関しても言えます。
※ モレッティはソーダガラスだけで構成され、上記は気にしなくても大丈夫です。

2008年6月6日金曜日

ナンバリングシステム(Boromax)

化学的性質に基づいたナンバリングシステムを採用しており、品番からガラス組成と色の特徴がわかります。
第1数色系統の確認番号。(ROY G BIVスペクトルに基づく)
第2数主要発色剤、最終的な発色効果が予測出来ます。主な扱い方や、特定色の組合せ方等を、判断できます
第3数(4桁の場合)含有する発色剤が複数の場合、第2発色剤。これからの新製品に適用
最後の数(すべての色で)現在多くの意味は持ちません。化学飽和レベルの反映を考えていましたが断念しています。色名自体の終わりの数が、金属の彩色レベルと密度を表します
※正確な彩度指標のために、ウェブサイトや特性チャートを確認して下さい。



RedOrangeYellowGreenBlueIndigoVioletBrownNeutrals


100200300 400500600700800900
Cadmium 0104204304406


804
Cobalt1



516



Cobalt/Copper* 2


421521



Copper3 138

436531
738

Chrome4


446546



Sparkle* 5


458 558



Rare Earth6161

461

761864
Manganese7




672775
974
Silver8182287381489585683 786
987
***9







9992
例外もありますが、ナンバリングシステムによってスペクトルと化学変化を識別出来ます。
Red =100
Orange =200
Yellow =
300
Green =400
Blue =500
Indigo =600
Violet =700
Neutral Browns =800
Black/White =900
0 =カドミウム
1 =コバルト
2 =将来使用の予約番号*
3 =
4 =クロム
5 =スパークorクロム析出物
6 =レア・アース/希少金属
7 =マンガン
8 =
9 =変わった着色剤***

*:2は、当初銅とコバルトの組合せを示しましたが、その後変わりました。2は現在、ほんの少しの色で示すだけですので注意してください。
***:現在、何も示しません。

Marble (マーブル)

 数色のガラスを使い、表面に大理石や玉髄など天然の宝石の模様を表現したものです。わかりやすくいうとビー玉のこと。工業製品のビー玉のほか、作家もののマーブルは、その種類、色、大きさなどが多様で、欧米ではコレクションアイテムとして人気があります。
 紀元前後のローマンガラスにはすでに登場しており、15世紀後半から17世紀にかけてヴェネチアやアールヌーボーなどのヨーロッパのガラス工芸において流行しました。

辞書引用(プログレッシブ英和中辞典第4版)
mar・ble [/mrbl/][名]
1 [U]大理石, 大理石片、大理石の立像[墓石]、大理石のように堅い[冷たい].
2 大理石の彫刻物.
3 大理石[墨流し]模様、緑がかった大理石模様.
4 ((文))(堅さ・冷たさ・なめらかさ・白さなどが)大理石に似たもの、冷たい心
5 ビー玉;((〜s))((単数扱い))ビー玉遊び、ビー玉遊びをする.
6 ((〜s))((略式))正気, 分別, 機知、正気を失う.
━━[形]
1 大理石でできた;大理石模様の.
2 ((文))大理石のように堅い[冷たい, なめらかな, 白い]、冷たい心.
━━[動](他)〈紙・本の小口などに〉大理石[墨流し]模様をつける. (また・ze)
[ラテン語←ギリシャ語mrmaros (marmaren光る+-os名詞語尾=白く光る石). 2番目の-r-は異化により-l-に変わった. ⇒PURPLE]
mar・bly[形]

Aura Lens性能比較表

Aura Lens性能比較表
Glass and Metalworker Protective/Filter Eyewear
Filter type用途
Didymium銀、金ジュエリーのアセチレントーチでの制作、ジュエリーのエナメル細工、540℃以上の熱の使用など、時折目視を必要とするいろいろな制作に使用出来ます。ソフトグラス用
AUR-92ビーズと小さいスカルプチャー。ソフトグラス用
AUR-99熔融作業、吹きガラス、エナメリング、一般的なキルンワーク。バーナーワーク以外用
Cobalt Blueプラチナ加工などのジュエリーワークで使用します。非常に高明放射、鋳造や煮上げ、熔解炉、アーク溶接などので炉内観察に使用します。
AGW-203AGW-286の低コスト版のスプリットレンズ
AGW-250完全保護フィルタ、AUR-92にプラスして2、3、4、5、6の暗さがあります
AGW-286赤外線と紫外線を保護する最良のものです。炎が輝くような制作やフューミングに特に向き、硼珪酸ガラス
の大部分の制作に向いています。(より大きな彫刻のような物の制作等)
AGW-300AGW-186に代わる最新レンズです。AUR-92の強化バージョンで、AUR-92にない赤外吸収を加えました。1枚からなっており、AUR-92フィルタにさらなるIR濾過法の全利点を利用した非積層一体型のフィルタです。より細く、軽く、AGW-186より安価です
AGW-325 新しいAGW-300をベースに、濃度2〜8をはりつけてあります。AGW-286の後継品

TEMPAX Floatサイズ表

寸法:1150x850mm
板厚(mm)公差(mm) 入数(枚/箱)
0.70+/-0.07100
1.10+/-0.192
1.75+/-0.278
2.00+/-0.273
2.25+/-0.269
2.75+/-0.261
3.30+/-0.255
3.80+/-0.250
5.00+/-0.242
5.50+/-0.239
6.50+/-0.234
7.50+/-0.3 31
8.00+/-0.329
9.00 +/-0.326
*10.20+/-0.324
11.00+/-0.322
*12.20+/-0.320
13.00+/-0.319
15.00+/-0.317
*15.30 +/-0.316
16.00+/-0.5 16
19.00+/-0.513
20.00 +/-0.713
21.00+/-0.7 12
25.40+/-1.0 10
*カスタム品(made-to-order):量に応じて生産可能

寸法: 2300x1700mm
板厚(mm)公差(mm)入数(枚/箱)
3.30+/-0.240
3.80+/-0.236
5.00+/-0.2 29
5.50+/-0.228
6.50+/-0.224
7.50+/-0.3 22
8.00+/-0.3 21
9.00+/-0.3 19
*10.20+/-0.316
11.00+/-0.3 15
*12.20+/-0.3 14
13.00+/-0.313
15.00+/-0.3 12
*15.30+/-0.312
寸法: 1700x1300mm
板厚(mm)公差(mm)入数(枚/箱)
16.00 +/-0.5 18
20.00+/-0.715
21.00+/-0.7 14
寸法: 2000x1600mm
板厚(mm)公差(mm)入数(枚/箱)
21.00+/-0.7 10
*カスタム品:ご需要量等に応じて生産対応可能

板サイズ板厚梱包
1150×850mm0.7mm〜21mm小型木箱
1700×1300mm16mm〜21mm大型木箱
2300×1700mm3.3mm〜15.3mm大型木箱

特別サイズ
在庫サイズの最小寸法700×575mm
在庫サイズの最大寸法3000×2300mm
(板厚5.5〜9mmの場合)

2008年6月5日木曜日

デリケートな加熱が必要な色(NS)

 加熱に敏感な色があり、強い炎で早く融かそうとすることに過剰に反応します。(使用着色剤の成分に起因)
 銅・コバルト・銀・低温で揮発しないクロムなどは、比較的高い沸点を持ち、これらは沸騰することなく、強い炎で早くあたためられるので、理想的な着色剤といえます。
 一方、ガラスの状態で熱吸収が悪い場合、非常に低い沸点になってしまう金属酸化物があります。化学的にこれらを最小限にし、特定の金属酸化物の性質を抑制していますが、これらの色は慎重に、穏やかな炎であたため、ゆっくり加熱しなければなりません。(以下のことに注意して下さい)
1
炎の先端で穏やかにロッドを熱することから始めてください
2
穏やかに、均一に加熱されるように、炎の前後に通してください
3
あたたまり始めたら、高温のトーチヘッド近くまで降ろしてあたため続けます
4
熱し始めに表面だけが加熱しすぎと感じたら、泡立ち防止に一番炎の熱い部分から離してください

加熱に敏感な最も難しい色は、敏感な4色、ビビットな不透明色である以下の色です:
NS-63Canary
NS-64Lava
NS-65Cherry
NS-84Goldenrod
NS-85Poppy

熱に敏感な他の主要な色は、[NS-54 Star White] をベース色として含んだ色です:
NS-55Periwinkle
NS-57Midnight
NS-59Cranberry
NS-62Bubblegum
NS-80Hyacinth
これらは上記の色よりは過敏ではありませんが、泡立たせない為に、ゆっくり加熱。穏やかに融け始めれば、泡立たずに加熱することが出来ます。補足の情報は色別のガイドを参照。